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絵日記 - 2014/05/03 20:56 更新

JUSTICE

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▼最近見た映画『ジャッジ・ドレッド』(原題:JUDGE DREDD)
1995年、アメリカ製作。
西暦2139年、秩序のない大都市メガシティで街中にはびこる犯罪者達を徹底的に取り締まる法の番人“ジャッジ”。
その頂点に立つ男“ジャッジ・ドレッド”の活躍を描いた、イギリスの同名コミックを原作とするSFアクション映画です。

自分としては、まずジャッジのビジュアルに惹かれました。
バイザー付きヘルメットや左右非対称の肩アーマー(たぶん偉い人だけ)、黒や紺色の上に赤や金をちりばめ、派手なのにいやらしく見えない配色の制服。
これが舞台背景も込みで、95年の作品なのにどことなく80年代っぽい、絶妙なレトロ加減がお気に入りポイントです。
時折ちらつくバッジやチェーンなどのアクセサリーもいい味出してます。
主役のドレッドを演じるスタローン氏の、終始ムッとした口元もステキ。
…ふと思った事ですが、もしかするとキャプテン・ファルコンのイメージソースだったりするのでしょうか…?

劇中でジャッジたちが使用する武器、処刑銃(ローギバー)。
これがまた往年のメタルヒーローを髣髴させるものでカッコいいのです。
炸裂弾や閃光弾など状況に応じてさまざまな弾丸が使えるギミックや、
DNA登録されたジャッジ本人にしか扱えない設定なんかがまたお気に入りポイント。

序盤、リコの悪役っぷりは素晴らしかったです。
法(ドレッド)に対する敵(完全無欠の犯罪者)のイメージとして、遜色ない活躍でした。
が、活動の目的が『街を支配して恐怖に陥れる』という昭和の悪役のような大変アバウトなものと判明し、
お話が進めば進むほど、その“倒すべき悪”感は薄れていったように思います。
舞台となるメガシティは劇中だと平和な部分がほとんど見えず、
既に恐怖に支配されてるような街なのに、これ以上一体何をしようと言うのか?
終わってみれば敵として魅力に欠け、残念なものでした。

ラストバトルもちょっと地味めで残念。
せっかく生まれた不完全体クローンたちにも少し動いてもらいたかったところ。
また、ドレッドは自身のキメ台詞(と僕は思っている)「そう言うと思った。」で
カッコよく決着をつけてくれるものと期待していたのですが、そんな事はなかったぜ…。

ヒロインのハーシーがドレッドと急に仲良くなってしまったのもちょっと気になりました。いや、自分にはそう見えたのです。
ロッカーのシーンと裁判のシーンの間ぐらいに、もう1クッション挿んでもらえたらこの急さもちょっと和らいだのでは…?
カットされてたのかな?
…そんな風には思いますが、僕は映画というのは90分ぐらいでまとまってるのが一番丁度良いと常日頃から思ってるんで、これ以上のシーンの挿入は少し冗長になってしまうかな…?という気も。なんとも難しいところです…。
しかし、安直にカップルとして落とさず、ようやくスタートラインに立ちました的な雰囲気で終わってくれたのは個人的には良かったですね。

作品のテーマとしては、そこまで重く扱ってはいませんが『人と法』でしょうか。
お話の随所で「俺が法律だ。」と言っていたドレッドが逮捕された事は、
『結局、法なんて人が作ったもので、人次第でどうにでも変わる』
という例えなのかな、なんて。
それでも、感情のない“法”となっていたドレッドが、感情を持った“人”に近づいていくエンディングは、
この例えでも決して悪い意味にはならないことでしょう。

また見たい!とはあまり思いませんが、基本的に主役のジャッジ・ドレッドがカッコよく、
アクションもそこそこ派手めなので僕は楽しめました。