単純作業のとき、意識がいろんなところへ飛ぶといつも思い出す大昔の失態のひとつ。
僕が担当編集さんの足を引っ張り続けて、
期待を裏切って、あげく勝手に自信喪失して逃げ出してという嫌な思い出。
自分が勝手に作った一生消えない傷です。
これ以前に商業のお仕事をいただいたとき、何をどうしたらいいのかわからなくて原稿を落としたことがありまして。
それがあって元々自信がなかったところ、余計に自信がなくなっただけ。
何のメリットももたらさない自分の絵と、何も成し遂げられない自分がもっと嫌いになっただけの経験でした。
今でも、思い出すと頭がギュッきつく締め付けられる感じがします。それまでうっすら感じてた漫画を描くことに対する苦手意識と、「エロ漫画なんてやっぱり変態じゃない自分には向いてない」みたいな考えが完全に根を張りました。
あの時の担当さんが悪いとか、なんかそうやってワニバッシングしたいわけじゃないです。
僕が至らなかっただけです。怖がって何も描かなくなる結果を自分で招いたのですから自業自得。
出来損ないの自分だけど、一度だけでいいからいつか必ずリベンジしてやりたいという気持ちはあるよ、という話です。
自信がないのでほんの少しだけですが。
先方がもし僕のことを覚えていたら鼻で笑われるだけだとしても、いつか見返してやりたいです。
「あんな僕だったけどちゃんとできたよ」というのを証明してみせたいです。
そう思っているんですが、まあ、
思うだけではダメなわけで。



楽しいには楽しいんですがやっぱり古いゲーム、不便で苦労することの方が多いです。
これ、XYやサン・ムーン辺りの、最近の作品からポケモン始めた方が遊ぶとたぶん僕以上に苦労すると思います。
思い出は所詮思い出でした。
一番苦労したのは戦うポケモン選び。
技の分類(物理・特殊)がタイプ固定であるせいで自分の能力を生かせなかったり、
習得技が極端に少ないせいで高レベルまで育てないとまともな技を覚えなかったりと、
明らかに攻略では使えないor使いにくいポケモンがいます。
(ゲンガーやヘラクロスなんかがその典型的な例。)
現在と違って
秘伝要員必須だったこの頃は、必然4~5匹で戦わざるを得なくなります。
そんな中、
サブウェポンどころか自分と同じタイプの技すら覚えられないポケモンはだんだんと
使いどころがなくなり、やがてパーティーから外れていきます。
その開いた穴を埋めようとした結果、どうしてもデンリュウやヤドラン、ニドキング、バンギラスといった
“何でも覚えるポケモン”ばかりの、“以前遊んだときと同じパーティー”に行き着いてしまいます。
好きなポケモンを使ってクリアするというのはそれだけで難易度が上がるものですが、
この頃はその上がりようがハンパじゃないです。
(それでも僕はヘラクロスやウソッキーが使いたかった。)
シリーズが進んで便利な技・強い技が増え、ポケモン自身の習得技も増え、
さらに技の分類(物理・特殊)がタイプ固定から開放され技そのものに付くようになって、
まあ多少のカブりはあれど、全てのポケモンが自分の能力を生かして戦える現在の仕様が
いかに洗練されてきたものであるか、改めて身に染みました。
そして当時はよくもまあこんな仕様で楽しんでいたものだと、
子供の素直さ&何でも楽しみを見出そうとする姿勢に感服もしました。
…だけど、この頃はあくまで収集がゲームのメインで、対戦はおまけという感じもします。
この苦労は当然といえば当然かもしれません。
まあ、今回は色物を遊んだと思って、次に金銀を遊ぶならやっぱりハートゴールド・ソウルシルバーを。

web拍手にメッセージをいくつかいただいていたのでお返事いたします。
ありがとうございました。よろしければ、またどうぞ。
>はじめまして!komifloでホットミルクの漫画を読みました!
>とてもとても良いおっぱいでした!家宝にしたい。単行本になったら単行本も欲しい。
>しばらくはおっぱいに困らないですみそうです。ありがとうございました。
>また次の作品にお目にかかることができたら嬉しいです。応援してます!初めまして。ご購読どうもありがとうございます。
そこまで気に入っていただけるとは…描いて良かったです。報われます。
またいつか載るようなことがありましたら、そのときもよろしくお願いいたします。
こちらこそ、どうもありがとうございました。
>もっと作品読みたいですありがとうございます。
僕が描いたものでも、そんな風に感じていただけて嬉しいです。