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2013/11/16 19:26 更新

PANDORUM

rinko.jpg 20131114.jpg アクス

▼最近見た映画『パンドラム』(原題:PANDORUM)
2009年、アメリカ・ドイツ合作。
西暦2174年、新惑星へ移住する計画のため6万人の人間を乗せて地球から旅立った宇宙船エリジウム。
その道中、コールドスリープから目覚めた乗組員のバウアーとペイトンは、船内の異常な状況に気づき…というSFホラー映画です。

お話は、SFとしては王道を押さえた部類だと思います。
が、どうも起承転結の“転”の部分が見えず、終始平坦な感じ。
原子炉の再起動後、ブリッジに戻ってからは正直よくわかりませんでした。
もしかして…その、ブリッジに戻ってからが転…?

一応SFらしく、新惑星に適応するための薬の副作用で人間が変異したという怪物(怪人?)が出てきます。
しかし出番は少なめで、いざ出てきてもあまりモンスターらしい魅力というか、派手さを感じませんでした。
“子供”はちょっとだけ怖かったかも。
バウアーが怪物との戦闘時に使用していた暴動鎮圧銃の演出はなかなかカッコよく、必殺技感もあって気に入っています。
これも出番が少なかったのが悔やまれますね。

真っ暗で複雑に入り組んだ船内を探索する様子は、以前見た洞窟映画『ディセント』を髣髴させます。
途中で食べ残しの海にドバッと入るトコなんかまさに。
船内を冒険するにはするのですが、登場人物が設定をほとんど口で説明してくれちゃうので
画的な楽しみやワクワク感は少なめ。

乗組員?の名無しのお姉さんと、バウアー伍長の奥さんはセクシーでよかったです。
2013/11/09 11:56 更新

VIDEODROME

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▼最近見た映画『ビデオドローム』(原題:VIDEODROME)
1982年、カナダ製作。
小さなTV放送局の社長・マックスが偶然目にした謎の番組。
刺激的な映像を日々求めていたマックスはその虜になっていき、段々と歪んでいく…
というホラー映画です。

見始める前は『リング』にあった“呪いのビデオ”的な物理的存在を想像してましたが、
どこからともなく放送されている不可解な番組で、それを偶然拾った…というのが
何とも霊的でつかみはバッチリでした。(実際は霊なぞ微塵も出てきません。)

お腹に女性器のような穴がパックリ開いたり、銃とその銃を握る手が一体化してしまったり、
テレビやビデオが生き物のように脈打つなど、なかなか印象的なシーンも多いです。
後半はちょっとターミネーターみたいでした。(笑)
同じ画を2回も見させられたラストはちょっと残念…。
あれでエンディングにしないで、もう少し先か、別の終わり方が見てみたかったかも。

この映画、決して退屈なわけではないのですが、
見ているこちらが盛り上がりもしない、難解で不思議な映画です。
アンビエント的にも秀逸なじっとりした音楽と、80年代独特の泥臭い映像美、
その雰囲気は十二分に楽しめました。
決して万人にお勧めできる映画ではありませんが、自分としては間違いなく記憶に残る作品でした。
2013/11/02 17:35 更新

SPIDER PANIC

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▼最近見た映画『スパイダー・パニック!』(原題:EIGHT LEGGED FREAKS)
2002年、アメリカ製作。
有毒な産業廃棄物を含んだエサによって巨大化してしまったクモ軍団が小さな田舎町を襲うという、
何ともスケールの小さいB級モンスター映画です。

序盤は普通にモンスターパニック映画でした。ええ、序盤は。
後半になるにつれてだんだんクモの擬人化が激しくなっていってあら不思議、見終わる頃にはコメディ映画に大変身!
「ぎゃあ~!」と人間のような声を上げて死んでいくクモ達はちょっと可愛いです。(笑)
こういうおバカなノリ、僕は好きですよ。
「やったか?!」→やってない も完備してます。

さて、
エサのコオロギも有毒廃棄物に侵されているはずなのに
なんで巨大化しなかったの?というツッコミはさておき…

出てくるクモは以前見た『アラクノフォビア』のように架空のクモかと思いきや、
割と真面目に実在するクモがそのまま巨大化したヤツらが出てきます。
その種類も多種多様で、ビュンビュン素早く飛び回るハエトリグモ、歩兵のように大群でザカザカ歩いてくるコガネグモ(オニグモ)、地面にトラップを仕掛けるまさに地雷蜘蛛なトタテグモ、動きは遅いが持ち前の巨体と超パワーで圧倒するタランチュラなど、クモごとのキャラ付けもなかなか面白くて楽しめます。
画的には『世紀の怪物 タランチュラの襲撃』をより豪華にした感じでしょうか。

こういうB級モンスター映画にはよくあることですが、やっぱりお話はあってないようなものでした。
序盤は何かありそうな感じに見せておきながら、最終的にはおバカなノリで押し切った感じ。
(でも、よく考えたら冒頭からすでにおバカ映画だよ!という伏線は張ってあったような気も…w)
気になったのが、町長さん(とその息子)の憎まれ役としての立ち回りが地味だったかな?というところ。
死に方(死んでませんが)もあっさりでしたし。
でも、バカ息子がスタンガン当てられて“おもらし”したシーンはお姉ちゃんGJ!と、スカッとしました。

ところでこの映画、中盤からはショッピングモールに立てこもっての戦いになるのですが、
これってやっぱりロメロ監督の『ゾンビ』のパロディもしくはオマージュなんでしょうか。
それにしてはあまりフィールドを生かしきれてない気もしますが…。
すぐに倉庫に行くんじゃなくて、もう少しいろんな売り場で戦ってほしかったです。
調理場的な所で戦えば、『ジュラシック・パーク』のアレっぽいこともできたのでは。
…思えば、ラスト、狭い坑道をバイクでダッシュしながら脱出するくだりも以前見た『ザ・グリード』っぽいですね。
テントに隠れて"だるまさんがころんだ”をするクモと、途中でひょっこり現れるジェイソンはおバカで面白かったです。

で、そのラストは安心&定番の爆破オチ。
体に火がついて息も絶え絶えなボスグモが最後の力を振り絞って…!的な
もう1パンチが欲しかったところですが、ちゃんと見終わった感はあったので結果オーライ。
先述のクモ擬人化演出や、ロックだったりオーケストラだったり若干ハチャメチャなBGMなど、
ちょっと人を選ぶ要素はありますが、僕は面白いと思った素敵なモンスターコメディ映画でした。(あれ?パニックじゃねえ。

最後に一言。
お姉ちゃんとお母さん、おっぱいが豊満で大変眼福です。
バスタオル1枚のお姉ちゃんがクモに襲われちゃうシーンなんてポロリするんじゃないかと若干本気で期待しちゃいました。
結果的に壁ドンはありましたが、ポロリはなかったです。